
<6月25日>
「 まちづくり情報交換 」 で知人と訪ねた福島市飯坂温泉。
朝9時頃の共同浴場 「 鯖湖湯 」 からは、開け放した窓から中での会話が全部聞こえてきます。温泉に
浸かってご近所同士が世間話に花を咲かせていました。

「 まちづくり 」 に関する取り組み経緯や情報を伺ったのは 「 NPO法人 いいざかサポーターズクラブ 」 の
メンバーでした。
みるみる衰退して行く東北有数の温泉街に、東日本大震災が追い打ちをかけるように発生し、様々なご苦労
があって現在に至っていることが分かりました。
それでも前を向いて、自分たちの得意分野であるアウトドア系のサポートを主体に、飯坂温泉の活性化に取り
組んで行こうとしていました。

小1時間ほども話を伺って、NPO法人の事務所を後にし、次は鯖湖湯の向かい側に立派な塀を構えるお屋敷
を訪ねました。無料で入館できます。

立派な門構えの 「 旧堀切邸 」。
てっきり正門だと思って入ったこの門は、実は裏門でした。

裏門から入って、お屋敷の中を見学しました。

武家屋敷ではなく庄屋の屋敷。
もともとは天正年間に移り住んだそうですので、江戸時代の前になります。

「 足湯・手湯 」 の建物を見ながら、奥へ・・・というよりは表の方へ。

主屋が見えてきました。

主屋の入口は開放されていました。

立派な主屋の内部。掛け軸も見えます。

玄関から見えていたのは、居間と中の間でした。あの奥に更に奥の間と次の間があります。

主屋の隣には 「 十間蔵 」。
庄屋のお屋敷ですが、広さといい造りといい立派です。温泉を軸にした当時の暮らしの豊かさが想像でき
ました。
飯坂温泉での 「 まちづくり情報交換 」 はここまで。でもせっかく福島まで来たのだからと、もう一ヶ所訪ねて
みることにして、レンタカーで移動開始です。