
<2015年8月6日>
秋田市の夏祭り 「 竿燈まつり 」 見物。
JR秋田駅の改札口の横。みどりの窓口や待合室のある上の壁には、祭りの提灯が飾られていました。
50個ほどあったと思います。

改札口前から、真っ直ぐ東西に延びるのは橋上通路 「 ぽぽろーど 」。
西口 ( 右側 ) へ出れば、祭り本番の会場方面です。

秋田駅の商業スペース 「 トピコ 」 も、この日は夜10時までの営業でした。

「 トピコ 」 出入口脇の顔出し看板は 「 なまはげ 」。
秋田市の行事ではなく隣りの男鹿市の行事ですが、秋田県の伝統行事という意味でしょうか?ここが常設
場所になっています。
「 竿燈まつり 」 の期間中ぐらいは、「 差し手 」 の顔出しがあってもいいような気がします。

駅前の道路を跨いで延びる 「 ぽぽろーど 」。
この日は、ゴールデンウィークに行われた 「 東北六魂祭 」 のパネル展が行われていました。

「 ぽぽろーど 」 から続く大屋根の下には、竿燈の竿の現物が展示されていました。
盛んに写真を撮っていたのは、大柄な外人さん。

実物だと思った竿燈は、「 実物大 」 ではありましたが 「 実物 」 ではありませんでした。
「 継ぎ竹 」 がないのと、灯りは蝋燭ではありません。考えてみると、実物を展示するのはなかなか難しい点が
ありますが、祭りを見に来た人は 「 本物 」「 実物 」 に触れることが全くできないというのも、ちょっと寂しい感じ
もします。

そんな展示竿燈をあとにして、大屋根を真っ直ぐ進んで行きます。

大屋根の先に続く仲小路商店街。そのまた先に祭りの会場があります。
もう一つ気になったのは、展示竿燈を過ぎると、竿燈まつりの雰囲気が殆んど無くなること。一瞬、祭りは本当
にやっているのか?という感覚に陥ります。
随分前には、このあたりのアゴラ広場で各町内などの竿燈が順繰りにやって来て、昼間でも演技を披露して
いた頃がありました。少なくともあの頃の方が、「 街全体が祭り 」 という空気が満ちていたような気がします。