
<2015年9月21日>
静岡県熱海市の熱海港からフェリーで渡った初島。
島の奥の高台にある初島灯台の展望台まで上がって眺望を楽しんだあと、灯台の横に併設された 「 灯台
資料館 」 へも入ってみました。

入場券の裏を見ると、この灯台の 「 灯質 」 は 「 単閃赤緑互光 」 で 「 毎20秒に赤1閃光、緑1閃光 」 と
あります。白く光って見えるこの灯りは、もしかすると 「 緑 」 なのかも知れません。

「 航海計器 」 として 「 GPS 」 や 「 DGPS 」 の仕組みも解説されていました。

こちらも様々な航海関連の機器のようです。

「 灯台日本一くらべ 」 のマップ。
最北端の宗谷岬灯台、最東端の納沙布岬灯台、標高が一番高い茂津多岬灯台、最初の洋式である観音崎
灯台、最古の鉄造である姫埼灯台、灯塔の高い出雲日御碕灯台、最古の煉瓦造の菅島灯台、最初の石造の
樫野埼灯台、光度が強く光達距離の長い室戸岬灯台、最南端の波照間島灯台、最西端の西埼灯台とそれ
ぞれ日本一とのこと。
考えてみると、海に囲まれた日本には凄い数の灯台があって、(今は少ないでしょうが)灯台守の方も数多く
いて、船の安全を守っていることを改めて思い知らされました。

こちらは 「 赤緑互光 」 のうちの 「 赤色灯 」 の方だと思います。

こちらは光を拡大して行く大型レンズの説明。

そして 「 LED灯器 」 の説明です。
灯台の灯りもLED化が進んでいることを初めて知りました。

LEDの赤色灯を点けてみました。
心なしか、普通の灯りよりは明るいような気がします。
何気なくついでの気持ちで入った 「 灯台資料館 」 でしたが、普段は気にも留めたこともない灯台のことに
ついて、いろいろ知ることができました。