
<7月12日>
東京都文京区、湯島界隈の早朝散歩。
投宿していた東京ガーデンパレスを朝6時前に出て、西から北へ、北から東へ、東から南へ、グルッ!とひと
回りして来ました。
湯島聖堂の向かい側は、「 聖橋 」 です。

橋のたもとに、「 聖橋の由来 」 の石碑がありました。
聖橋は関東大震災の復興橋梁として、昭和2年7月に完成したものだそうです。神田川を挟んで北側にある
「湯島聖堂 」、南側にある 「 ハリストス正教会復活大聖堂 ( ニコライ堂 )」の和洋二つの聖堂を結ぶ橋、という
意味だそうです。意外にもロマンティックで深い意味がありました。

その聖橋の近くに建っていたのが 「 近代教育発祥の地 」 のプレート。
江戸時代の湯島聖堂の昌平坂学問所、その後の昌平大学校、東京大学、文部省、東京師範学校、東京女子
師範学校などといった名前が次々に出て来ます。
現在で言えば、東京大学、筑波大学 ( 旧東京教育大学 )、御茶ノ水女子大学などがこのあたちをルーツに
していることになり、まさしく我が国の 「 教育 」 の聖地ということになります。

プレートの建っている聖橋のたもとから、階段があって下へ降りて行けます。

おりた場所は、外堀通り。御茶ノ水駅の向かい側です。

聖橋のたもとにあるのが、東京医科歯科大学。
「 近代教育発祥の地 」 であり 「 日本文化と西洋文化を結ぶ架け橋 」 の場所に立っていることになります。