
<3月20日>
ソレント半島の南岸、サレルノ湾に面したポジターノの街は、世界一美しい海岸線といわれるアマルフィ海岸の
最西端のあたりに位置しています。
展望台からの景色をしばらく眺めてから、少し先まで道路を歩いて行って、離れた位置から展望台を見て
みました。そこそこ交通量はあるものの、歩いている人はおらず、観光地とはいっても静かなものです。
展望台のところに数店の売店や露店があって、そのうちの一つは 「 果物専門 」。赤や黄色が鮮やかな生の
果物が並んでいます。

その場で搾ってくれる 「 生ジュース 」 の売り子もいましたので、さっそく飲んでみることにしました。
レモンとオレンジがあって、私はオレンジを注文。無造作にオレンジを掴んで、手動の搾り機にかけます。

売り子は、年配のオジサン。
3~4個くらいは一気に搾ったと思います。オレンジの香りがとても豊かな、美味しい 「 生ジュース 」 でした。
“ Grazie!”

ツァーメンバーの中には、生の果物を買っている人もいました。
一番多かったのは、レモンだったと思います。次はオレンジ。他にも数種類がありました。

不思議だったのは、上からぶら下がっていた巨大な黄色い果物。
見た目はレモンですが、こぶし大の大きさしか見たことがない身にとっては、いささか怪しげな果物に見え
ます。リkンゴでは世界一、ブドウでも巨峰のような品種があるので、「 巨大レモン 」 ということにしておきます。

展望台からのポジターノとサレルノ湾の眺望を楽しんだのは30分ぐらいだったと思います。
再びバスに乗り込んで、次の目的地へ移動することになりました。ここで私たち夫婦は、山側の席にいた年配
の女性お二人と自主的に席を交換。
ここまでは右側の席で、ずっと美しい海岸線を見続けて来たので、山肌だけ見て来た方と交代して、「 独り
占め 」 にしないようにしました。