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<2014年10月24日>

 福岡県太宰府市の太宰府天満宮めぐり。

 本殿の横や裏には樟 ( くすのき ) の巨木がいくつもありましたが、もう一つ目に付いたのが 「 塚 」 です。

 まず 「 包丁塚 」。

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 解説を読むと、包丁の功徳に感謝するだけでなく、調理した鳥、獣、魚菜の霊も慰める・・・とあります。

 広くあまねく感謝の気持ちを持つ、寛大さが出ています。

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 こちらは、石の上に棒のようなものが乗っている 「 筆塚 」。

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 菅原道真は 「 書道三聖 」 と崇められ、書道の神としての一面も持っています。

 使い終えた筆に感謝の意を表すのが 「 筆塚 」。

 お隣には、相撲の祖神と力石も祀られていました。

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 大木と塚の向こう側には、梅林です。

 「 北神苑 」 という綺麗に整備された梅の園が拡がっていました。

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 ちょうど本殿の真後ろあたり、廻廊を抜けたところにあるのは 「 菅公歴史館 」。

 こうしてみると、太宰府天満宮の 「 菅氏関連 」 の見どころの多さに感心します。5歳で和歌を詠み、11歳で

漢詩を創作したといわれる菅原道真。59歳で亡くなってからも、学問の神様として全国各地で尊崇を集める

菅氏の本家本元です。