
<5月3日>
岩手県奥州市江刺の街歩き。
人首川のたもとにスック!と建つ 「 明治記念館 」。木造4階建ての洋館の最上階、北側の眺めです。
南、東、西、北とそれぞれに窓があって、眺めが楽しめるように工夫された建物。

急勾配の階段を一気に4階まで上がって来ましたが、次は 「 降り 」 しかも 「 急降下 」 に近い降り方になり
ます。階段がある場所は、部屋の片隅。

降り始めの階段から、ローアングルで4階を見ます。
明治時代に、この展望室のような場所を造ったこと自体、驚きです。

その階段から、次は下を見ます。つまり3階。

3階まで降りて来ました。
ここに 「 時報のオルゴールの機械 」 なるものがありました。毎朝7時と夕方5時の2回、「 とんがり帽子 」 の
メロディーが、塔屋に設置されたスピーカーから流れる仕掛けのようです。
このときの時刻は12時10分頃。そろそろ、お腹も空いてきました。

そして2階へ。
2階というよりは、「 中二階 」 のような感じ。

2階から1階への降り口。
階段の踏み位置が見えないほどの急勾配。

明治記念館=旧共立病院の解説が延々と書かれていました。
水沢藩の時代から始まって、この建物がどのような運命を辿って来たかが、細かいところまで分かります。

1階です。頭がつっかえそうな天井高。
急勾配の階段を急上昇し、4階の眺めを見てから急降下してきただけでしたが、小さくて、こじんまりした建物
ながら、意外なほど見どころの多い 「 明治記念館 」 でした。