
<5月3日>
岩手県奥州市江刺の街歩き。
明治記念館の急勾配の階段を上がって、四階まで来ました。ここの窓からは、江刺の街並みが一望できます。

まず南側。正面は中町、豊田町、桜木通り、その奥は北上川を挟んで水沢区になります。

次に東側。正面左手は向山、光明寺、真下には岩谷堂幼稚園。

西側は、真正面に館山と及政旅館、真下は人首川と中の橋。

北側は、正面に教育会館、真下はここの裏庭、右には多聞寺毘沙門堂。
「 南東西北 」 それぞれの方角に窓がついていて、街並みを見下ろすことはできますが、何といってもここまで
登って来るのが一苦労です。

窓自体も工夫されて造られたもので、ガラスの一部は創建当時のものが、そのまま残されているようです。
日本のガラス製造の始まりは明治6年とされているようで、となると明治7年創建のこの建物のガラスは、相当
珍しいことになります。