
<8月2日>
青森県十和田市の駒街道 ( 官庁通り )。
歩道の 「 駒づくし 」 を眺めながら、十和田市現代美術館の前に来ました。
この美術館の特徴の一つは 「 一部外に向かって開かれている 」 こと。館内の展示が外からも見えたり、そも
そも外に展示物があったりします。
内側 ( 左側 ) の作品は、スペインのアナ・ラウラ・アラエズさんの作品 『 光の橋 』。
その右側に真っ赤な・・・。

「 アッタ 」 がいます。
椿昇さんの作品で、突然変異的に巨大化した真っ赤なハキリアリ。コスタリカの熱帯雨林に生息しているそう
です。
この色と形と迫力は、美術館に入る前からかなりのインパクトがあります。

エントランスに入りました。
券売機と受付のあるスペースですが、ここにも作品があります。

色とりどりのビニールテープを床一面に規則正しく貼った作品は、イギリスのジム・ランビーさんの 「 ゾボップ 」
絵でも彫刻でもない、建物と一体になった不思議な空間を作り出しています。

受付を済ませて、まずは常設展示へ。
「 ジャンプ 」 と題された企画展示は、常設をひと回りしてから見ることにしました。

巨大な 「 スタンディング・ウーマン 」 を見上げて、明るい光の注ぐ建物から、真っ暗な室内に入り、一寸先も
見えなくなるのが、韓国のキム・チャンギョムさんの作品 「 メモリー・イン・ザ・ミラー 」。
このあたりを手始めに、順に常設展示を見学して行きました。