
<3月20日>
ポンペイの遺跡巡り。
添乗員のTさんと遺跡ガイドのオジサンに従って、遺跡を中をあっちへこっちへ。そろそろ終盤で、もう一つの
出入口とおぼしきあたりに来ました。
私たちは反対側の高台方面から来ましたが、眼下を見ると緩やかな坂道を入場して来る観光客たちの集団が
見えます。

ゾロゾロと入場して来る人たちを真下に見下ろしながら、遠くへ目をやるとヴェスヴィオ火山が見えます。
ということは、おおむねこの方向が北から北西側。

城壁の上のあたりで、添乗員のTさんが一所懸命説明しているときでした・・・。
彼女が 「 目印 」 として掲げていた紫色のポンポンのついた棒を振り回した瞬間・・・。

ポンポンの先端が取れて、数メートル下へ落下。
彼女はあとで拾いに行くつもりだったようですが、ゾロゾロと下を通る観光客たちが、これを見つけて、何人
かが上にいる私たちの方へ、放り投げてくれます。
これが、何回かやっても上手くキャッチできずに、ポンポンはそのたびに落下して行きました。

何回か失敗したのちに、一人のオジサンが投げてくれたのを、私が見事に 「キャッチ!」 成功。
紫色のポンポンは、無事に私たちの許に戻って来ました。

ちょっとしたパフォーマンスで、見知らぬ観光客の方々との触れ合いにもなった 「 ポンポン落下事件 」 が解決
し、私たちは 「 出口 」 へ向かいました。

マップ上で見ると、右側の 「 スタビア門 」 から入場して遺跡内を巡り、左側の 「 マリーナ門 」 から出て来た
ことになります。
出て来たマリーナ門側に駅がありますし、マップでも 「 入り口 」 と書いてあるので、一般的にはこちらが正門
的な場所なのかも知れません。

マリーナ門を通過して、遺跡の外へ。
10時30分頃だったと思いますので、1時間30分程度のポンペイ遺跡巡りとなりました。

広大なポンペイ遺跡。
私たちが1時間30分ほどかけて駆け足で回ったのは、遺跡の南西側の一部分に過ぎません。遺跡自体は
この他にもまだまだ見どころがあるようで、詳しく見るとなると少なくとも半日~丸一日ぐらいはかける必要があり
そうでした。