
<2014年10月24日>
福岡県太宰府市、朝の大宰府天満宮巡り。
南北朝時代に寄進されたといわれる 「 中世の鳥居 」 をくぐり抜けると、すぐに池と橋があります。
「 心字池 」 は、まさに漢字の 「 心 」 の字を象ったもの。この池に架かるのが 「 太鼓橋 」 で勾配はかなり急
です。

鮮やかな朱塗りの太鼓橋の頂上から、行く手を見ます。
一直線に延びる参道の突き当りに本殿への入口である 「 楼門 」 があります。そこへ行くまでに、橋が三つ。
「 太鼓橋 」「 平橋 」「 太鼓橋 」、上って下りて、平地を歩いて、上って下りて・・・。手前から、過去・現在・未来を
現しているそうで 「 三世一念 」 の仏教思想に基づいているとのこと。

別名 「 反り橋 」 とも呼ばれる太鼓橋の二つ目、つまり 「 未来 」 の頂上から 「 現在 」 と 「 過去 」 を振り返り
ます。
左側には 「 今王社 」 と 「 志賀社 」 という祠があり、檜皮葺の志賀社は海の神が祀られているそうな。

「 未来 」 のてっぺんから、その先を見渡します。
鳥居の向こうが楼門、その内側が本殿になります。橋の上にしては視点がかなり高いことが分かります。

朝8時30分頃の参道鳥居の前。
まだ参拝客が少なく、却ってゆっくり見ることができるのが幸いでした。

足元のマンホールです。
まさに 「 梅、梅、梅 」 の梅づくし。