
<3月20日>
ポンペイの遺跡めぐり。
映画 「 テルマエ・ロマエ 」 を彷彿とさせるような、古代ローマの浴場内をひと通り見て廻って、再び外へ出て
来ました。
次は 「 お店 」 の紹介です。

竈や調理台のあとのように見える、四角いお店。
現地ガイドさんの説明では、「 古代の居酒屋 」 という話でした。半信半疑ですが、何かしら食べ物や飲み物を
提供した店には違いないようです。

「 こちらが、有名な、犬の床絵です!」 という説明で、格子戸越しに見えたのは、まさに石の床に描かれた
犬の絵。
ちょうど背中から強い日差しを浴びているので、自分たちの影が濃くてなかなか上手く写せませんでした。

あちこちにある水飲み場。その先は立入禁止です。

水飲み場の蛇口と模様が、どこの場所なのかを示しているようでした。

マップで見れば、おそらく 「 フォロ ( 公共広場 )」 から 「 フォロの浴場 」 の中を廻って出てきたあたりだったと
思われます。

次に入った 「 お店 」 には大きな石臼がありました。
小麦粉を挽いた石臼のようです。四角い穴に棒を通して回したのでしょうか?

そして 「 窯 」 です。

現代のものではなく、2000年前のもの。
小麦粉を石臼で挽いて、パンを焼いたものだと思われますが、どう見ても 「 ピザ窯 」。ピザもすでに作られて
いたのでは?
現代のお洒落なピザ窯の原型は、遥か2000年前のポンペイでほぼ完成していたのかも知れません。