
<3月20日>
ポンペイの遺跡めぐり。
フォロ ( 公共広場 ) 近くの浴場に入り込んで行きました。ここは、噴石が降り注いでも崩れずに残った建物
のようで、壁の彫刻や天井の模様など2000年前の様子が良く分かります。
最初の部屋の説明を終えて、添乗員さんのあとに続いて 「 次の間 」 へ。

ドーム型天井付近の天窓からは、明るい太陽の光が降り注ぎます。
考えてみると電気がなかった時代、風呂に入るときの明かりは自然光のみだったのでしょうか?

壁面の彫刻は、まるで 「 ボク達が支えていたから、この建物は助かった 」 とでも言いたげ。

丸い水盤のように見えるのは、お湯の吹き出し口だったのでしょうか。

中央の穴から、お湯が噴水のように涌き出ていたのでしょうか?
そのお湯は温泉?それとも沸かし湯?など、考えてみると浴場に関する疑問は次々に沸いてきます。

四角い方は浴槽だと思われます。
こちらは、形といい、段差といい、日本の銭湯のような感じ。

天窓とは反対側の天井です。

壁面には、幾何学模様と壁画が残っています。

天井には天井画。
2000年前のポンペイ人たちは、浴槽に浸かって、こんなふうに天井を見上げていたのかも知れません。
そして、そんなときに大噴火が起きた?