
<5月3日>
岩手県一関市の景勝地 「 猊鼻渓 」 めぐり。
「 紙すき館 」 をから外へ出て、藤棚の先に椅子が10個ほど並んでいる場所がありました。
記念写真用とはいえ、屋内で使う椅子が並べられており、「?」 と思いましたが、これはあとで解決。お隣の
建物で結婚式が行われており、どうやら親族写真でも撮るためのセッティングだったようです。

椅子の後ろには銅像と解説板。

「 ポラーノの広場 」 とあります。
宮沢賢治にちなんだもので、昭和6年当時に近くの東北砕石工場に賢治が勤めていたことがあり、営業で
回っていた東京で病に倒れて2年後に亡くなったとのこと。
そんな賢治との関わりを記念して命名された、「 ミニ広場 」 だそうで、岩手県には賢治ゆかりの地名があち
こちにあります。

「 ポラーノの広場 」 からは、右手に藤棚、その向こうに猊鼻渓から流れてくる砂鉄川、その上に架かる大船渡
線の鉄橋が見えていました。

広場と繋がる建物は 「 みやげ館 」。
ここが単なるお土産品店と思いきや、結婚式までできる宴会場を備えていました。

「 みやげ館 」 前に掲げられた立派な 「 猊鼻渓案内図 」。
結婚式に出席する黒服の人達が出たり入ったりしていました。