
<5月3日>
岩手県一関市の猊鼻渓めぐり。
舟下りの舟着場から、川沿いに下流へ来ると、鉄道の下をくぐります。JR大船渡線。

JR大船渡線の脇に建っていたのが 「 紙すき館 」。
中へ入ってみました。

館内は想像以上に充実していて、「 紙すき 」 の博物館のようになっています。
紙すきに関する工程を、実物や写真を展示しながら丁寧に説明していました。

紙すきの道具です。縦型のこの機械は 「 打盤機 」。

こちらは原料です。
「 黒楮 ( こうぞ )」「 白楮 」「 楮の原木 」「 楮のむきがら 」、ここの和紙は基本的に楮を原料にしているよう
です。

こちらも道具の一つのようでした。
釜のように見えるのは、原料の楮の枝を蒸す道具のようです。
和紙を造る道具というのを、こうして間近に見るのは初めてかも知れません。