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<5月3日>

 岩手県一関市東山町の猊鼻渓 ( げいびけい )。

 舟下りのチケット売り場の行列を横目に、売店の建物を通り抜けて船着場の脇に来てみました。

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 妻と二人、桟橋の奥の方に腰掛けて、舟下りの舟が行き交うのをしばらく眺めていました。

 出発するお客さんがゾロゾロと乗り込んで、あっと言う間に満員になります。準備ができた舟を、岸にいる

スタッフが 「 よいしょ!」 と押すと同時に船頭さんが長い棒で舟を操り、岸を離れて行きます。

 そうこうしているうちに、舟下りを終えた舟が戻ってくる・・・。その繰り返しでした。

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 遠目ですが、よくよく見てみると、「 女性船頭 」 さんのようです。

 全体重を棒に乗せて、どっこいしょ!という感じで舟を出して行きました。

    

 周囲に音が殆んどなく、舟のエンジンもない、聞こえるのは鳥の声ぐらいです。

 シーーーンとした川面を滑るように舟が行き、何やら船頭さんと乗客が言葉を交わしている様子でした。

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 船頭さんも結構体力使うだろうな?とか、一日何往復するんだろう?などと考えながら、行き交う舟を眺めて

おりました。

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 上りの舟と、下りの舟が目の前ですれ違います。

 のんびりした空気が流れていました。

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 すれ違う二艘の舟の向こうから、カーブを曲がってもう一艘来ました。

 下世話な計算をすれば、一人 「1,600円 」 ですから一艘あたり30~50人ほど乗っているとして、5万円~

8万円ほど。次々に入れ替わり立ち代わり出て行く舟を見ていると、それなりの稼ぎにはなりそうです。