
<3月20日>
ポンペイの遺跡へは 「 スタビア門 」 から入った・・・と、あとから添乗員さんから聞きました。
団体用のイヤホンを付けて、添乗員や現地ガイドさんの説明を聞きながら歩いていると、そのときは覚えて
いても、次の瞬間から忘れて行きます。とくに物覚えが悪くなった最近は、忘れてしまっていることが実に多く
なりました。
門から入って、しばらくの間は緑の木々の中を真っ直ぐに歩きました。左手に遺跡が見えていて、私たちとの
間には深い堀 ( 水はありませんでしたが ) のようなものがありました。

本当に水がないのか、近づいて覗き込んでみました。
やはり水はなく、数メートルの深さの窪みになっています。堀のようなものだったのか、それとも単純な窪み
なのかは定かではありませんでした。

行く手の左側に綺麗に並んでいた木々が気になりました。
植木職人が形を整えたような枝葉の形で、上の部分だけ遺している不思議な形状をしていました。日本風に
言えば 「 松 」 でしょうが、木の種類までは判りません。

小さめの門ような場所をくぐり抜けて、いよいよポンペイの遺跡の内部へと入り込みます。

石柱に囲まれた四角い場所に出ました。

中は立入禁止。
火山の噴火で一瞬にして消えた街の見物が始まりました。