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<2月11日>

 仕事を終え、明けて2月11日。ホテルのレストランの窓から、朝日をバックに直江津駅が見えていました。

 定宿にしていた、ここのホテルの朝食は和食、洋食の他に 「 蟹雑炊 」 というメニューがあって、真冬の寒さの

中で食べると温まります。

 冷え切った朝、何回か通って来た直江津の街もこの日が一応の区切りとなる日の朝も、やはり蟹雑炊にしま

した。

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 もう一つ、ホテルのフロントの横に置かれている駅弁も名物の一つです。

 「 駅弁味の陣 」 というイベントがあるらしく、それで賞を取った駅弁が並んでいました。

 「 駅弁大将軍 」 が 「 鱈めし 」、「 駅弁副将軍 」 が 「 磯の漁火 」。いずれもここのホテルの商品で、最終回と

なるこの日は、出発日に準備しておいてもらうよう予め予約を入れておきました。「 鱈めし 」 の方です。

 一見 「 鯛 」 かと思いきや 「 鱈 」 です。

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 レストランのレジ横にもPRされていました。

 TVの番組で紹介されたものです。

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 予約しておいた 「 鱈めし 」 を受け取り、10時の特急に乗り込みました。

 ほくほく線 「 はくたか5号 」 の窓から見える風景も見慣れたもの。「 ブルボン 」 の工場前を通過して行き

ます。

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 直江津には、ブルボンの他にも信越化学など大型の工場が建ち並んでいます。

 ほくほく線から見える、「 お菓子のブルボン 」 の巨大な工場も直江津名物の一つと言えます。

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 「 はくたか5号 」 は十日町、六日町を通過して終点の越後湯沢へ。

 このあたりは、12月からの豪雪がそのまま残っていて、2月というのに完全に 「 埋もれて 」 いました。

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 越後湯沢の駅に近づいたときに見えた、新幹線高架下の道路。

 「 あっ!ここ歩いた!」 と思って、シャッターを切りました。

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 1ヶ月前に、夜の越後湯沢の駅の周りをグルッ!と歩き廻ったときに通った高架下の道路でした。

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 「 鱈めし 」 です。

 乗り換えとなる大宮駅のあたりでお昼になりましたので、車内で食べました。甘辛く、柔らかく、丁寧に煮込んだ

鱈の身が特徴です。

 直江津名物 「 鱈めし 」 を食して、「 直江津通い 」 はひと通り終わりました。

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 その翌月の3月のことです。

 とあるテレビ番組で直江津が取り上げられ、見慣れた 「 名物 」 が出て来ました。

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 丁寧な造りをしている厨房のシェフも登場。

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 北陸新幹線の開業特集番組で、直江津名物の駅弁として取り上げられたことで、またまたいささか有名に

なったようです。

 街づくり関連の仕事で通うことになった新潟県上越市直江津。2014年11月から4ヶ月間という短い期間

でしたが、爆弾低気圧、豪雪、乗り換え、などなど貴重な体験のできた4ヶ月間でした。

 おかげさまで、直江津に関しては、随分詳しくなりました。

                                                               【 FIN 】