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<2014年10月23日>

 大分県宇佐市の宇佐神宮。

 上宮の本殿に参拝し、境内を巡りました。奥にドーーーン!と鎮座するのは楠の巨木です。

 最近売れっ子のミュージシャンが宣伝してから 「 パワースポット 」 となったそうで、この巨木もある意味

「 御神体 」 と言えるかも知れません。

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 御神木となれば、ここも参拝の対象になります。

 ただし賽銭を 「 差し込む 」 と腐食して悪影響を及ぼすらしく、それは御法度でした。

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 御神木の裏側は 「 祈祷殿 」。

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 祈祷殿と棟続きは 「 絵画館 」 になっていました。大人100円、子供50円。

 地下一階は 「 宇佐神宮の歴史 ( 神代から江戸時代まで )」、地下二階は 「 和気清麻呂公の御事績 ( 弓削

道鏡事件と宇佐宮 )」 と斜面を利用して地下構造になっているようです。

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 本殿境内を取り囲む朱塗りの廻廊の一ヶ所に 「 穴 」 が開いていました。

 窓になっていて、「 大元神社遥拝所 」 とあります。

 「 おもと 」 と読むようで、宇佐神宮の奥宮。境内の南方に見える 「 御許 ( おもと ) 山 」 が御神体で、比売

大神 ( ひめのおおかみ )」 が地上に最初に降り立った地とされ、三つの巨石が祀られている山です。

 その 「 三巨石 」 が御神体、その石のある山自体が御神体。その山を遥か遠方の宇佐神宮から 「 遥拝 」

する場所です。

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 こちらは奉納所。

 「 銅板 」 を奉納するというのは、あまり聞いたことがありませんでした。神社の修復工事が行われるために、

屋根葺き用の銅板でも奉納するのでしょうか?

 神社に来てみれば、あちこちに鎮座する御神体。まさしく 「 八百万の神 」 です。