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<1月20日>

 新潟県の越後湯沢駅西口周辺。

 乗り換え時間を利用して、豪雪の街の中を歩き廻りながら、「 雪国ならでは 」「 温泉街ならでは 」 といったモノ

をいろいろ見つけました。

 街角に立つやたらに目立つ看板もその一つ。「 MANHATTAN BARBI 」「 MIDTOWN WEST 」 はいずれ

もカラオケバーのようです。射的もカラオケも温泉街ならでは。

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 「 一二三 」 という店は地元の食堂券居酒屋でしょうか?

 店の前に立つと、とにかく物凄い音がします。滝のような音。

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 屋根から流れて来る水の音で、ざあざあ、ごうごう、ざぶざぶ・・・雨が降っているわけではなく、屋根に積もった

雪を流水で融かしている音でした。

 おそらく、ポンプで屋根まで上げているか、奥の急斜面から流れて来る水を上手に利用して屋根に誘導して

いるものと思われます。

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 屋根から流れ落ちた大量の水は、入口脇から側溝へ流れて行きます。

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 この音がまた凄く、屋根、壁、地面、側溝という一連の 「 流水融雪 」 の仕組みがあたかも 「 滝 」 を見ている

ようでした。

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 温泉街のメインストリートも 「 ざぶざぶ 」 状態。

 「 何メートル雪が降ろうが、すべて水で流してやる!」 という意地みたいなものを感じるほどです。豪雪を豊富

な流水で融雪する・・・新潟県は道路も家も新幹線も基本的にこのやり方のようでした。

 温泉街の道路の遥か向こうの山の稜線に、スキー場のナイター照明が輝いていました。もう少し近づきた

かったものの、そろそろこの辺りで踵を返すことにしました。