
<2014年9月19日>
長野市の善光寺参道沿いにある 「 ぱてぃお大門 」、市街地の再開発で誕生した商業施設に入るのは数年
ぶりのことでした。「 その後 」 の状況が気になるところです。
施設の中へ入り、「 ぱてぃお 」=「 中庭 」 を見渡しましたが、一見すると変化は分かりませんでした。

時間はちょうどお昼頃、パティオに面したカフェに入ってみることにしました。
森乃珈琲店 「 曇り時々晴れ 」 という店で、中庭を眺めながらコーヒーとサンドイッチで軽い昼食。
障害を持った方々が関わっている店のようで、フロアスタッフもダウン症の方が数人働いていました。「 人生
いいことばかりじゃないが、悪いことばかりでもない 」=「 曇り時々晴れ 」 というコンセプトのようです。

一番奥のあたりの店が、空き店舗になっていました。

6月で閉店したようです。
長野市内、善光寺の門前町を意識した再開発として注目されて来た 「 ぱてぃお大門 」 にも、店の入れ替えの
波が来ていました。

平面図上で見ると、閉店したのは右側 「 15番 」 の 「 Cafe de Kampoh 」 という店で、和漢草をブレンドした
ナチュラルティーのカフェ。
他にも左側 「 9番 」 の長野県観光協会オフィシャルショップ 「 信州プレミアム 」 も、上から追加しているように
見えますので、入れ替えのあった店かも知れません。

昼過ぎに長野駅に戻りました。ここで、善光寺へ参拝した他のメンバーたちと合流、帰途に着きました。
このときの 「 街歩き視察 」 は、メインの 「 奈良井宿 」、参考までに立ち寄った 「 木曽平沢宿 」 で街並み保存
や景観保全への取り組みを詳しく見ることができました。私の場合は副産物として、たまたま現地の担当者と
意気投合して案内してもらった塩尻大門付近の商店街、長野市の 「 ぱてぃお大門 」 のその後の姿も街づくり
という面から参考になりました。
1泊2日の短い視察旅行でしたが、私にとって奈良井の風景はかれこれ40年ぶりに見た懐かしい風景でもあり
いろいろな意味で得るところの多い旅となりました。
【 FIN 】