
<2014年11月1日>
秋田県大仙市高梨の旧池田氏庭園の一般公開 「 秋の園遊会 」。
主屋に上がって、筝の生演奏が流れるお座敷で一服の抹茶をいただき、再び外へ出ました。次は、この日の
メインである 「 庭巡り 」 です。
主屋から眺められる庭は、雨が降りしきる池の向こうに、大きな石灯籠が見えます。遠くから眺めている分には
高さも笠の直径も共に 「 4メートル 」 もあるとは思えません。

まずは、池の周りを右回りに廻って、順に庭の中を見て行きます。
雨の中で見る紅葉も乙なもの。

五重の石塔です。これもかなりの高さがあります。

広大の庭のところどころに、「 〇〇跡 」 なるものがあって・・・。

これは 「 滑り台跡 」。
滑り台の下端とみられる石が残っています。大正時代のもののようです。

朱の傘が開いたこちらの場所は 「 四阿跡 」。
こちらも大正時代には、ちゃんと屋根の掛かった休憩所があったようです。
当時は周囲が一面田んぼだけで、数キロ先の遥か遠くの大曲の花火が見えたそうですので、こんな四阿も
来客用に使われたのかも知れません。