
昨夜呑み終えたのは、新潟県長岡市、諸橋酒造の 「 越乃景虎 梅酒 かすみ酒 」 です。
梅酒というよりは日本酒。濁り酒で、濁りの色が白ではなく薄いピンク。梅や桜の花が一斉に咲き誇るいまの
時期にはピッタリの酒ともいえます。

日本酒では辛口系の 「 越乃景虎 」 ですが、濁り梅酒となればいささか味も香りも違って来ます。
青が基調の男性的なデザインのボトルに、淡いピンク色の女性的な甘酸っぱい酒を詰め込んだもの。

アルコール度数;15度以上16度未満ですので、一般的な梅酒よりはかなり高めで、普通の日本酒の度数
です。裏ラベルの通り、梅酒とにごり酒が融合した形で、「 あとから梅の味と香りが追い駆けて来る濁り酒 」。
「 生詰 」 ですから火入れは貯蔵するときの一回だけで、瓶詰めのところでは火入れなし。
酸味が爽やかで、濁り酒特有の粘り強いコクがあり、見た目以上に呑み応えのある酒でした。