
<2014年4月1日>
台湾北部、九份地区の 「 街登り 」。
ほぼ頂上に近い九份小学校の前まで登って来て、後ろを振り向くと、街全体が霧に包まれています。
小学校のあたりは横にも道路が走っていて、道は狭いもののここまで車で来ることができます。メインの石段
の他に、ちゃんと生活道路が外側に通っていました。

現在地は、九份國小 ( 九份小学校 ) の前。

九份小学校へ急階段を登って来る道が 「 豎崎路 ( シューチールー;じゅさきろ )」、豎崎路と交差する道が
「 基山街 ( チーサンチェ;きざんがい )」 で、他にも 「 輕便路 」「 汽車路 」 があります。

そんな九份地区全体のマップ 「 九份全區導覧圖 」 が、街のところどころに立っていて、自分の位置を確認
できます。

てっぺんを極めたあとは、少しずつ石段を降りて行きながら、ゆっくり街を見て廻りました。
あちこちで見かけたのが、自由奔放に動き回る猫の姿。

それと、お面です。
こんなお面を本当に買って行く人がいるんだろうか?と思うような、不思議な面構えのものが多くありました。

豎崎路と交わる横のルート 「 基山街 」 へ入り込みました。
屋台のような店で食べ物を売っている店が多く、煮たり焼いたり揚げたりの様々な臭いが辺り一面に充満して
います。いい匂いもあれば、ちょっと鼻をつまみたくなるような匂いも・・・。

基山街の西側に展望台のような場所があります。
「 基山街山海風光 」 と書かれた展望マップを見ると、眼下に海が見下ろせて、基隆 ( キールン;きりゅう ) 港
が見えます。

台湾北部の海の玄関口 「 基隆 」 の街は、この日は雲に覆われていました。