
<2014年4月1日>
台湾最北部、山肌にへばり付くように、突き刺さるように拡がる九份の街に来ました。
断崖絶壁の急坂を登って、駐車場にバスを停めて、歩きで街の中へ入って行きました。

街へ向かう途中に店が並んでいます。
「 八番抗 」 と書かれた店。九份は、19世紀末にゴールドラッシュに沸いた街ですので、当時の金鉱を掘った
坑道の跡が街や店になっているのかも知れません。

小路から小路へ。
網の目のような複雑な小路で、しかもどこも傾斜がついています。

こちらは 「 龍門写真館 」。
貸衣装を着て、記念写真を撮れる店のようでした。

山肌に建つ店は 「 茶館 」。
行燈の灯りが、また怪しげな、エキゾチックな雰囲気を出しています。

小路から小路を縫って、斜面を登って来ました。
ここから先は、かなり急な階段が続きます。
現地ガイドの陳さんが、これより上は体力が必要なので、行きたい人とそうでない人に分かれ、時間を決めて
集合することになりました。
私たちは、もちろん 「 行きたい 」 グループへ。早速、石段を登り始めました。
街並みが天に向かって延びているようで、空に浮かぶ 「 天空の街 」 のような感覚になります。