
<2014年4月1日>
台湾南部、高雄市の北側に位置する景勝地 「 蓮池潭 」。
湖の周囲には何とも派手な建物が多い中で、ひときわ目立つのが 「 龍虎塔 」 です。入口までのアプローチは
湖面上につづら折りのように架けられた橋で、これだと相当の大人数の団体が来ても大丈夫です。
右へ左へ行ったり来たり、でも朝イチ9時前に到着した私たちにとっては・・・“ ショートカットがあってもいい。”

つづら折りアプローチ廻廊の途中に、真っ赤な派手な 「 告知牌 」 がありました。
龍虎塔の装飾に関して何やら 「 新設計劃 」 があるようです。

水上廻廊の欄干の株にはレリーフが施されています。
天女と孔子のようなイメージの彫刻です。廻廊に沿って様々な 「 物語 」 が描かれているようでした。

延々と左右に歩いて廻廊を通り、入口から中へ入ります。
この龍虎塔は、入り方と出方があって、必ず 「 龍の口から入り、虎の口から出る 」 つまり 「 龍入虎出 」 が
しきたりとのこと。
これは台中の日月潭のほとりに建つ 「 文武廟 」 でも同じでした。あそこも 「 青龍から入って、白虎から出る 」
つまり門の東側から入って西側から出るのが決まりでしたので、台湾ではこれが 「 掟 」 になっているようです。

入ります。
龍の口に呑み込まれる感覚です。

入口を入ると、壁面にカラス越しに描かれているのも彫刻のような壁画の数々。
内容は良く分かりませんでしたが、じっくり見て行けばストーリーになっているようです。内外気温の差があった
せいか、少々曇り気味で、あまり良く見えませんでした。
階段を登って、龍の口からお腹の方へくぐり抜けて行きました。