
<2014年10月26日>
前回まで、秋田県北秋田郡上小阿仁村で8月9日から10月13日まで66日間に渡って開催されていた
「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2014 」 に出品された作品を順に紹介して来ました。
そのイベントをリレーするように、秋田市内で10月3日~26日まで開催されていたアートイベントが
「 Art Seed AKITA~アートおおまち 」 です。
私が行ったのは最終日でした。

作品鑑賞のスタートは 「 秋田贔屓 ( あきたびいき )」 というお店の前から。ちょうど居合わせた、主催者側の
知人の先生が案内を買って出てくれ、たまたま一緒だった女子大生二人と、私たち夫婦の5人でアートめぐりが
始まりました。

まずは屋根の上に注目。
ここにも作品があって、松本奈実さんの 「 見守りだるま 」。ダルマが腕組みをしたり、走り出そうとしています。
ダルマは近くにある星辻神社のシンボル。

隣りの空き地には、木村剛士さんの作品 「 green circle 」 がありました。

緑色の丸が、さらに同心円に並んでいます。
これは、案内してくれた先生がいろいろ解説してくれました。

キャプションによると・・・
【 この作品は緑色の液体が作品です。植物の成長を促す緑の活力剤は徐々に土地に溶け出した後に
土地と一体化し、展覧会が終了してもこの栄養素は地底を伝い、作品は新たな植物という形となって
秋田のどこかで芽を出します。】
緑色の丸い塊は、植物の栄養ドリンクのアンプルケースを逆さにしたものでした。