
<2014年10月22日>
大分県豊後高田市 「 昭和の町 」 巡り。
外観だけでなく、店の中まで様々な 「 昭和時代 」 グッズに溢れている各店舗を順に廻って、駅通り商店街
へと向かいました。

駅通りへ曲がるT字路の突き当りあたりには 「 高田テント工場 」 と大型のマップがありました。
高田テントはお休み。

街のあちこちに貼られていたポスターが 「 そんじょそこら商店街 」。大分発の地域ドラマです。
九州・沖縄地域限定で放映されているようで、私たちは見ることができませんが、舞台は豊後高田、しかも
実在する店をかなりドキュメンタリー的に描いたものらしく、面白そうです。

駅通りへ曲がると、少し空き地や空き店舗が目立ち始めました。
ただ、空き地でもそのままにしておくのではなく、何かしら工夫を凝らしています。板塀に店の名前を貼った
だけですが、今ある店か、もしかするとかつてここらへんにあった店の名前かも知れません。

シャッターに貼られていたのは、昔の写真。「 秋祭りの日の駅通り商店街 」。
この場所でかつて繰り広げられた神輿をかつぐ若者たちの禊の写真です。

もう一枚は 「 昭和30年代の駅通り商店街 」。
現在はバスターミナルになっている豊後高田駅から望んだ歳末の風景。
昭和30年代から高度成長期にかけて、商店街が最も繁栄した頃の写真が往時を物語っています。
「 あの頃 」 に戻ることはできないでしょうが、「 あの頃 」 を売りにしている商店街としては、シャッターの下りた
店も展示の対象になります。