
<2014年8月28日>
秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2014 」 八木沢会場。
屋外展示を見終えて、いまは公民館となっている旧八木沢分校に入って、屋内展示を見ました。最初は、
山本太郎さんの作品 「 衣羽 ( はごろも ) バルーン 」

教室の中に一面の風船です。キャプションによれば・・・
【「天女の羽衣」という昔話の形で多くの人が知っている羽衣伝説。伝統芸能であるお能の中にも「羽衣」という演目があります。この作品はその「羽衣」をベースに描きました。演目の最後で天女は人間界に恵みの宝を降らす舞を舞いながら自分の世界に上って帰っていきます。その祝祭性をカラフルな風船で表現しました。天人が住む桃源郷のようなこの八木沢集落にふさわしい作品にしたいと思いながら制作しました。】

壁にかかっていたのは、八木沢集落に伝わる番楽で使われる 「 お面 」 の数々です。
今回のアートイベントのポスターは、このお面を子供たちが被っている姿です。

廊下を歩いて奥へ。
振り返ると、少し広くなっている共用スペースが見えます。ここが週末はカフェになるようでした。

その共用スペースにあったのが守村大さんの作品。上小阿仁村出身の漫画家の方だそうです。
スタッフの方の話では、結構コアなファンがいるとのこと。

カウンターです。
番楽のお面がデザインされたポスターが並んでいました。