
<2014年10月22日>
大分県豊後高田市 「 昭和の町 」 巡りは、新町1丁目から2丁目に入り、「 ウエガキ薬局 」「 二代目餅屋清末
/杵や 」 と見て、今度は向かい側の 「 森川豊国堂 」 です。
レトロな看板には、アイスキャンデー、ミルクセーキ、カステラ、とら巻の文字。

入口にはレトロなスクーターがありました。
ナンバープレートがあるので、実際に動くようです。

店内に入ると、今度は自転車。
荷台が大きい商用自転車で、唐草模様の風呂敷は冬用のアイスキャンデー配達箱だそうです。

昔の価格表も残っていました。
アイスキャンデーは10円と5円、アイスクリームも同じ。
サイダー(30円)、ラムネ(10円)、ミルクセーキ(35円)、氷(みつかけ;20円)、金時(30円)、宇治(30円)
昭和37年6月30日の値段です。

棚の上には 「 岡持ち 」 です。
出前箱と書かれてありますが、「 かき氷 」 や 「 ミルクセーキ 」 など。出前までやっていたことが驚きで、この
岡持ちも初めて見ました。
お店のオバチャンは気さくな方で、いろいろ昔のことを教えてくれました。

向かい側にはガソリンスタンドです。これも昔の価格で、ガソリンは46円。
単純にお店に古いものを並べているだけでなく、街全体を 「 昭和 」 にしてしまったところに凄さがあります。