
<9月18日>
長野県塩尻市、奈良井宿巡り。
「 楢川村奈良井伝統的建造物群保存地区 」 の標柱が立っていました。指定を受けたのは昭和53年のこと。

通りの数か所にある 「 水場 」。

ここの水場は 「 横水 」 という名前がついています。
旅をする人も馬も、そして生活用水もこの豊富な湧水を使っていたものと思われます。

水場の近くに小さな祠がありました。
庚申講の名残りの庚申塚のようです。

庚申塚の祠は小さいのですが、後ろにある木は立派です。
天を突くような巨木は、松でしょうか。
建物、水場、塚、木々・・・奈良井の街並みは、長い年月をかけて少しずつ造り上げてきたものの集合体です。