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<9月9日>
 
 JR角館駅から緩やかな坂を下って、街の中心部 「 立町 」 の交差点のあたりまで来ると、夕焼けをバックに
 
巨大な 「 造り物 」 が現れました。
 
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 道路を跨いで造られた飾りは 「 大置山 」 です。
 
 お題は 「 歌舞伎十八番之内 助六 」。歌舞伎のワンシーンを切り取って、人形で表現し、こちらは動かない
 
大きな山 ( 山車 ) ということになります。
 
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 見上げるような高さの 「 大置山 」。15~20メートルくらいはありそうです。
 
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 大置山を制作しているのは、「 広目屋 」 と 「 角館きがた 」 の二組だけだそうで、ここ立町の大置山の今年の
 
担当は 「 角館きがた 」 だったそうです。
 
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 その大置山の下に、曳山 ( 山車 ) が入って来ました。
 
 若者たちの威勢のいい掛け声とともに、ちょっと 「 あらくれ 」 的な空気が流れます。
 
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 「 駅通り若者 」 の山車で、テーマは 「 船弁慶 」。
 
 この曳山の作者は 「 広目屋 」 の方です。
 
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 JR角館駅前で最初に見つけたのは 「 駅前若者 」 の山車で、テーマは 「 積恋雪関扉 」。
 
 こちらは 「 駅通り若者 」。同じ駅前でも町内は違うようです。
 
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 大置山をくぐって、立町交差点を左折し、西宮家のところにいたのは 「 本町通り 」 の山車。
 
 この曳山は広目屋作 「 三湖伝説・十和田の決闘 」 です。
 
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 さらに通りを進んで行くと、次は 「 西部若者 」 の山車がいました。
 
 「 角館きがた 」 の文怜・秋月会作 「 夜襲 手取川 」。
 
 各町内の山車は、日中はこんな風に、曳いては休み、向かう方向を検討し、また曳いては休みを繰り返し
 
ながら、夜から深夜にかけての 「 激突 」 に備えて体力を温存しているように見えます。