
<9月9日>
今日が10月22日ですから、もう1ヶ月半くらい前の話になります。
去年の夏は、青森ねぶた、秋田竿燈、仙台七夕、花輪囃子と夏祭りを巡り歩きましたが、今年の夏は忙しさ
もあって祭りは殆ど見ることができませんでした。
夏祭りのピークが過ぎた9月、思い立って行ってみたのが秋田県仙北市角館町。「 角館のまつり 」 として有名
な 「 飾山囃子 ( おやまばやし )」 を見物するためです。
本番直後にブログで紹介しましたが、いつもの通り、当日の詳しい様子をシリーズで紹介して行くことにし
ます。まずは、駅の近くの臨時駐車場に車を止めて、駅前まで歩いて行きました。

駅前ロータリーの一角にドドーーーン!とあったのが、高く大きな祭りの飾り 「 置山 ( おきやま )」 です。
岩をバックに、人形が見得を切っています。

「 忍夜恋曲者 将門 」 というタイトルがついています。

人形の下には、詳しい解説がありました。
【 舞台は 「 平将門の乱 」 の数年後の将門の御殿。( 相馬の古台所 )・・・】
つまりは、平将門の残党探しを命じられた侍が尋ねた家に、将門の娘である滝夜叉がいて、対峙した戦いに
なるという話のようです。

置山のちょうど裏側にある観光物産センターの中にも、祭りの人形が飾られていました。
こちらも歌舞伎風の姿です。

駅前から、笛や太鼓の音に誘われて少し歩いてみると、祭りの本物の山車の上で、手踊りが始まっていま
した。
飾山囃子の祭りを見るのは、私はかれこれ30年ぶり。一緒に行った妻は初めてです。