
<3月31日>
台湾西南部、日月潭の畔に建つ「文武廟」で、「 前進一小歩」 して 「 水滴不外落 」 に注意しながらトイレを
済ませたあと、売店を覗いてみました。
そこで見つけたのが、幼児が被る丸い小さな帽子。かつて 「 キョンシー帽 」 として流行した時期がありま
した。約25年前、初めて台湾を訪れたときがそのブームの頃で、冗談半分に子供たちへのお土産として買って
行ったことを想い出します。“ まだ、あったんだ!”

画像で見ると、絨毯のような敷物か、派手なテーブルクロスのように見えますが、建物内部の天井です。

「 古今通靈 」 の文字のバックに、天井を見上げます。
よぉーく見ると、小さな金色の仏像が集まって文様になっているようでした。

お祈りを捧げる祭壇越しに文武廟を見上げます。

ここが前殿だったと思いますので、子供目線で低い位置から見ると、祭壇越しに中殿、その奥に後殿と、斜面
を利用して順に高い位置に建てられているのが分かります。

この祭壇の脇にあったのが 「 聖籤機 」。せっかくですから、動かしてみました。
日本でも良く見られる 「 おみくじ自動販売機 」 ですが、さぐが台湾は台湾らしさ満載です。
正式には 「 文武廟聖籤 」 販売機。一回10元。出て来た御神籤は、小指の半分ほどの細いプラスチック製の
筒に入っていて、「 第八十二番 」 でした。
【 神告げて曰く 「 己を推して人に及び、己を治めて友を選べば、萬事圓満に渉らん 」】 だそうです。