
<7月22日>
東京日本橋、お昼を食べたあとで 「 コレド室町 」 や周辺の商業施設をのんびり廻って、そろそろこの日の
主目的の場所へ向かいました。
地下鉄で銀座へ。地上へ上がって有楽町の駅方面へ。西銀座 「 マリオン 」 や 「 イトシア 」 の脇を抜けて
西銀座ビルの横を通っているときに石碑を見つけました。

「 銀座の象徴 柳並木 」 の碑です。
明治15年に植えられた柳は、銀座の象徴として長く親しまれましたが、三度の変遷を経て昭和43年に姿を
消したそうです。それを記憶にとどめるべく、数寄屋橋公園に置かれたのがこの石碑でした。

すぐ近くに、もう一つ石碑がありました。
この石碑の前には、半円形のくぼみが二つあって、碑を挟んで記念写真を撮れるように工夫されています。

「 銀恋の碑 」・・・“ こんなのも、あるんだぁ!”
「♪ 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから ♫・・・」 もちろん唄えます。
大高ひさを作詞、鏑木創作曲、唄ったのは石原裕次郎さんと牧村旬子さん。昭和の名曲の碑が、こんなところ
にひっそり建っていました。

有楽町の駅に着きました。
地下街へ降りる部分の外壁に石垣のようなものが遺されています。

どう見ても石垣のように見えます。しかも古い石を再現した感じ。
外堀通りというだけあって、もともとこのあたりは江戸城の外堀のあたりだったことを考えると、石垣があっても
不思議ではありません。
「 柳 」「 銀恋 」「 外堀 」・・・江戸、明治、大正、昭和の 「 銀座のシンボル 」 を垣間見た思いでした。