
<3月31日>
台湾西南部の景勝地 「 日月潭 」。
その畔にあるのが 「 文武廟 」 。湖岸の斜面に沿って建てられた寺院です。

立派な正門は、「 文武廟 」 の文字を中心に、左に 「 重武 」、右に 「 崇文 」。
武を重んじ、文を崇ぶ。日本式に言えば 「 文武両道 」 ということでしょうか。

湖岸にある展望台と撮影スポットの脇に階段があって、湖畔の方まで下りても行けるようでした。

階段脇には 「 文武年梯 」 の解説板。
文武廟ができた経緯が記されているようです。

「 年梯 」 の向こうに、日月潭の湖面が静かに横たわっていました。

階段の手すりには、金色と真っ赤な飾りが無数に掛けられています。
南京錠や絵馬やおみくじのようなものでしょうか。

「 萬事如意 」「 〇家平安 」「 財星高照 」「 百年好合 」 などの文字が並びます。
家内安全、商売繁盛、天下泰平、・・・このあたりも日本と似ています。

道路を渡って、「 文武廟 」 の正門をくぐります。

「 前殿 」 が見えて来ました。黄色い瓦屋根に朱塗りの派手な建物です。
「 崇文 」 の象徴は孔子で前殿に、「 重武 」 の象徴は関羽と岳飛で中殿に祀られているとのこと。現地ガイド
の陳さんの説明を聞きながら、広い階段を登りました。