
<3月31日>
台湾中部の移動。台中市から彰化市を通って南投市へ、洪水地帯を通過し東側の山の中へ向かって行くと、
「 日月潭 ( にちげつたん ) 国家風景区 」 に入ります。
要は国立公園ということでしょうが、台湾には他に 「 梨山 」「 八卦山 」「 東北角 」「 東部海岸 」 など東西南北
に国立公園が点在しています。
「 日月潭 」 は周囲約35kmの淡水湖で、台湾中部では最大の景勝地だそうです。

バスを降りて遊歩道を案内されました。
湖畔に沿って、遊歩道が整備されており、現地ガイドの陳さんの案内でゾロゾロ歩きます。警告板を見ると、
どうやら 「 漁民 」 や 「 住民 」 もいるようです。

漁民の船でしょうか?それとも遊覧船?
岸から数メートル先に船着場があって、小さな船が係留されていました。

こちらは 「 住民 」 でしょうか。釣り船のようでもあり、住居のようでもあります。
青々とした湖水は、水と光と湖底の組み合わせかも知れません。遊歩道沿いの岸辺には結構ゴミや漂流物が
あって、決して綺麗とは言い難い景観でした。

湖の反対側に塔のようなものが見えます。
陳さんの説明によると、蒋介石さんの別荘だったとのこと。

ズームで見てみると、小さな塔のようなものと、その横に建物が見えます。
あの建物がそうなのか、それともかつて別荘があったのか、定かではありませんでした。いずれにせよ、
日月潭は蒋介石と奥さんが愛した湖だったことは間違いなさそうです。