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<3月31日>
 
 台中市の観光を終えて、バスは高速道路を一路南へ走ります。
 
 片側4車線の道路の左側、つまり東側には遠くなったり近くなったりしながら、延々と山並みが続きます。
 
 一方の右側、つまり西側は台中から台南に向けては平坦な田園地帯が続いていました。
 
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 ときどき現地ガイドの陳さんの説明を危機ながらの移動時間、バスの中は 「 お休み 」 になる人もチラホラ。
 
 左側=東側に座った私の方に見える山肌は、どう見ても人工的に削り取られたような景観です。このあたりは
 
山が高く、土地が平坦で低いので洪水が頻発する地帯だそうです。
 
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 よぉーく見ていると、高圧線の鉄塔が、地面より一段高い位置に立てられています。何とかカメラに収めようと
 
何度か試みましたが、なかなかいい画像が撮れませんでした。
 
 日本でもよく見かける鉄塔ですが、台湾の台中から台南地域に立っているものは 「 下駄ばき 」 でした。鉄塔
 
の土台部分のコンクリートが通常よりかなり高い。地面から1~2メートルほどでしょうか、頑丈なコンクリート製
 
の 「 下駄 」 を履いているのは洪水対策です。
 
 度重なる洪水でも流されたり倒れたりしないように 「 もともと高くしてある 」。これは一つのアイディアですね。
 
 日本にもあるのかも知れませんが、見かけた記憶はあまりありません。
 
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 もう一つ頻繁に出て来たのが 「 椰子園 」、つまり椰子の実の畑です。
 
 農園というよりは、椰子林に近い群生地があちこちにありました。
 
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 次の目的地に到着しました。
 
 台湾観光では定番ポイントの一つである 「 日月潭 ( にちげつたん )」です。
 
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 広々した静かな湖です。
 
 この日は、薄曇りの天気でした。