
<5月4日>
岩手県住田町の 「 滝観洞 ( ろうかんどう )」 探検。
洞窟の入り口から歩くこと約30分。ようやく水の音が聞こえて来ました。
800メートル先の一番奥に滝があると云われ、まずはそこを目指して来たので、“ ようやく、着いたか!” と
思いきや、ここは 「 小滝 」 別名 「 女滝 」 です。終点ではありません。
フラッシュなしで撮ると、いささか不気味な雰囲気。

フラッシュを焚いて撮ると、今度は却って洞窟の雰囲気が出ません。

ここにあったのが 「 洞窟観音 」。
少し大きめの空洞になっている部分の、岩の上に鎮座しています。

入洞した人の安全と幸福を祈願して、昭和45年に建てられた 「 聖母観音 」様。
女滝に相応しいのかも知れません。

女滝から、数十メートル先、ほどなく本当に轟音のように落ち滝がありました。
滝壺も大きく、澄み切った冷たい清流が流れています。

フラッシュを焚いてみると、レンズに水滴が付いているのが分かります。
結構な水しぶきなので、水煙が上がり、全身に水滴を浴びている感じ。
これが 「 男滝 」 別名 「 天の岩戸の滝 」 です。ようやく洞窟の最深部、終点まで来ました。