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<5月4日>
 
 岩手県住田町の 「 滝観洞 ( ろうかんどう )」 探検。
 
 一番奥にある滝まで300メートルの地点まで来ました。出口までが400メートル、中間点はようやく通過した
 
もののまだまだ先はあります。
 
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 透き通った地下水が流れています。
 
 一瞬、石ころかゴミと思ったのは小銭。お賽銭を投げいれているようです。みんなが投げ入れていると、何と
 
なく、後から続きたくなるのかも知れません。
 
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 途中の 「 ノッチ 」「 ウミユリ 」 に続いて、また看板が出て来ました。
 
 「 スコラプ 」「 scallap 」 という、これも初耳の言葉です。
 
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 【 地下水流によって洞壁や床、天井が削られたときにできるウロコ状のことです。スコラプは水面下に
 
  あった洞窟の特徴で、水没していた時代に地下水の流れの方向や流速の変化で発生する小さな渦に
 
  よって作られました。】
 
 “んで、いったいどれ?どこ?” ここも暗くてよく分かりません。
 
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 小さな赤い矢印があるので、右下のあたりのようです。
 
 ウロコのように見えないこともありませんが、できればそこにだけスポットライトでも当ててくれればありがたい。
 
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 いよいよ滝、一番奥まで残り100メートルの地点まで来ました。
 
 約700メートル歩くのに、30分近くかかっていることになります。
 
 息切れしながら進む真っ暗な洞窟の途中に、「 洞穴サンゴ 」「 ノッチ 」「 ウミユリの化石 」「 スコラプ 」 と
 
いった見どころが点在しています。長い長い年月を費やして、鍾乳洞を削って来た 「 水の造形 」 です。