
<3月30日>
台湾桃園国際空港から、近くの 「 海覇王 」 という店で遅い夕食を摂ったあと、再びバスに乗り込んで、南へ
向かいました。9時過ぎ頃の出発だったと思います。
目指したのは、この日泊る予定の台中市のホテル。

バスで移動中に気になったことが二つ。
一つは、私たち夫婦が座った座席の頭上、車体の天井部分に 「 緊急出口 」 があったこと。イザ!というとき
は、「 非常ドア 」 ではなくエレベーターや潜水艦のハッチのように天井から逃げる仕掛けでした。
もう一つは、「 北へ向かう車列の大渋滞 」。私たちは桃園市から南へ走っていましたので、反対車線に見えて
いたのは、北、つまり台北市へ向かう車線で、これが驚くほどの延々とした大渋滞になっていました。高速道路
に乗ってからは、途中のトイレ休憩場所あたりまでの約1時間半ほど、車窓から見える反対車線は殆んど車が
動かないほどの渋滞。
現地ガイドの陳さんによると、この日は日曜日でしたので、南へ帰ったり出掛けていた人たちが、翌日からの
仕事のために一斉に台北市方面へ向かっているため、とのこと。260万人以上の人が住む台湾の首都台北。
北のはずれにあって、他の大きな街は全て南にあり、幹線道路は数本しかないため、毎週渋滞が起きるそう
です。日本でいえば、GWや盆正月の渋滞が慢性化しているようなもの。

1時間30分ほど走ったあたりで、トイレ休憩のためにサービスエリアに入りました。
ここもやはり暗い。そう思うのは日本人だからであって、たぶんこのぐらいの照明が普通なのかも知れません。

右が男性、左が女性、両方の間の外側に手洗い所があります。
手洗い所が共通の、この形式、台湾では公衆トイレはだいたいどこでもそうでした。

高速道路を走ること2時間近く、桃園市にある国際空港から、竹北市、新竹市、苗栗市を通って台中市へ。
この日のホテル「通豪大飯店」に到着したのは11時近かったと思われます。金ぴかの看板が台湾らしい。

入口を入ると、広々したロビーになっていて、その奥がフロントです。
ロビーには、如何にも中国っぽい調度品が並んでいました。