
昨夜呑み終えたのは、初めての島根県の酒。
大田市温泉津 ( ゆのつ ) 町の若林酒造の 「 開春山口 」。肩ラベルには真っ赤な文字で 「 生酛 」。片口に
注いでみると、かなり濃い目の色が付いていて、生酛づくり独特の香りが立ち、見た目だけでも 「 ガツン!」 と
来そうなことが分かります。

「 22BY 」 とありますから、仕込んだのは2年前。
じっくり寝かせて、納得が行くまで熟成させ、それから瓶詰、出荷した・・・と思われます。

原料米;広島県産山田錦100%、精米歩合;65%、日本酒度;+8、酸度;2.1、アミノ酸度;1.6、
酵母;無添加、アルコール度数;17.5%、杜氏;山口竜馬、酒米生産者;北広島町の篤農家である原信行、
前原武人、冨田明彦。
裏ラベルに記載の通り 「 骨太の純米原酒 」 でした。冷やで呑むと、その骨太さ、ゴツゴツした感じが良く
分かります。燗にすると、それが和らいで滑らかになり、溶け込んで行くような呑み口になりました。