
<2013年5月6日>
富山湾の近く、最初は読み方も良く分からなかった 「 閘門 ( こうもん )」 という熟語。
解説を読むと・・・【 中島閘門は、平成10年5月に、昭和の土木構造物では全国で初めて国の重要文化財に
指定されました。水閘 ( すいこう ) 施設とは、水位を調整して船を通すもので、「 中島閘門 」 は閘門、放水路、
道路用けた橋、操作室、量水計などの諸施設で構成されています。
2.5mある水位差を上流と下流の扉で仕切り、200t級の船を通す、全国でも珍しいパナマ運河方式の閘門を
採用しています。】 とのこと。
立面で図解すれば、画像のような仕組みです。

平面で図解すれば、上のような仕組み。

こちらが富岩運河の上流方面。

上流からの流れが、ここの中島閘門で遮られています。

扉で遮断された水の流れ。
段差は約2.5メートル。

この水位差を 「 パナマ運河 」 方式で、船を通す仕組み。
平成10年に復元修理が施されて、このように近くで実物を見物できるようになったそうです。初めて見るこの
仕組みに、先人たちの英知と技術が結集しているのを感じました。