
<2013年4月20日>
東京両国の江戸東京博物館の 「 東京ゾーン 」。
浅草十二階の次に目に止まったのは、昔の電話ボックスです。「 自働電話 」 という表示。形もちょっと西洋風
で、六角錘型で塔のような屋根がついています。

中に入ると、聞くところとしゃべるところが別々の、相当古い形の電話機でした。
「 動 」 ではなく 「 働 」。明治時代のものだそうで、交換手を呼び出して、宛先を告げ、それからお金を入れる
方式。

なんと 「 日本最初の電話ボックス 」 (複製)でした。
1900年ですから110年以上前、京橋の近く、現在の銀座一丁目交番付近に設置されたもので、受話器を
取ると、解説を聞くことができます。

東京の鳥瞰図。
江戸から東京に変わり、文明開化を成し遂げて変貌して行った大都市。考えてみると、よくぞまぁあの大事業
をやり遂げたものだと、改めて感心します。

浅草の街の実物大に近い写真がありました。
壁一面に貼られた写真に向かって歩いて行くと、昔の浅草にタイムスリップして行くようです。

今も賑やかですが、昔の賑やかさも相当なもの。
通りが人で埋め尽くされています。