
<2013年5月5日>
ホテルからほど近い 「 馳走屋 つむぎ乃 」 で、美味しい酒と肴、店主夫妻やお客さんとの楽しい会話のあと、
富山の〆は、「 大喜 」 というラーメン屋を訪ねました。

夜8時過ぎ。呑み会の〆で来るには、まだいささか早い時間です。
それでも、この店、ひっきりなしにお客が入って来ます。回転率は悪くない。

壁には、有名人のサインがギッシリ並んでいます。
知っている人はあまりいませんでした。ちょつと懐かしいダンスグループ 「 trf 」 ぐらいだったでしょうか。

麺;硬めストレート太麺、スープ;濃いしょうゆ味スープ、具;チャーシューは手切り、秘伝のしょうゆダレ、
荒切りネギ・荒引き黒コショウ。
【 まず先に、麺・チャーシュー・メンマをスープの中で混ぜるべし。・・・】 食べ方も細かく書かれています。

来ました 「 富山ブラック 」。
噂には聞いていましたが、実際に食べるのは初めて。真っ黒なスープに、麺、チャーシュー、メンマ、ネギ、
胡椒。濃厚な味に、噛みきれないほどのコシがある太麺です。

ちゃんと、歴史に裏付けられたこだわりがありました。
ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、チャーシューのたっぷり入った 「 よく噛んで 」 食べるおかずの
中華そばを作ったのが始まり。
色や汚れや食べ方などを気にするようでは、富山ブラックは味わえません。働く人のための極太麺を、じっくり
何回も噛みながら、味わいました。