
<2013年10月19日>
レンタサイクルを駆っての新潟市江南区亀田の街めぐり。
入り組んだ小路を抜けて視界が開け、亀田市民会館のところまで来ました。

見晴らしのいい場所に建つ真四角の市民会館。
正面入り口の前に延びるグリーンベルトが 「 排水路公園 」 です。

市民会館から排水路公園沿いに北へ向かってしばらく走ると、庭園のように整備された場所に出ます。

排水路公園についての解説板がありました。亀田郷の地形の説明です。
新潟市を南北と東西にそれぞれ縦断、横断して切り取った場合の断面図。
亀田郷は、日本海、信濃川、阿賀野川、小阿賀野川に囲まれており 「 完全輪中地帯 」 の地形です。日本海
や河川の水位よりも低い、つまり海抜マイナス地帯になっていて、かつては 「 地図にない湖 」=「 芦沼 」 とも
呼ばれていたようです。
幾度となく洪水に見舞われ、先祖代々水との闘いを続けてきた亀田の歴史が分かります。

整備された排水路公園。
元々は水路が流れていたんでしょうね。水との闘いの過程で、水をコントロールするための工夫。

レンタサイクルに乗って、この排水路公園をさらに辿って行きました。
花と水と緑と・・・花が咲くころになれば、もっと美しい眺めになると思います。