
<2013年7月22日>
東京お台場、日本科学未来館で開催されていた 「 サンダーバード博 」。
特設会場の中へ入ると、まず出て来たのが 「 1号 」。

救助現場では司令塔の役目も果たすロケット型の機体です。
内部には移動指令室が設けられ、基地や他の機体たちと連絡を取りながら、活動全体の指揮を執るのが
役割。

1号の基地です。
発進するときは翼をたたみ、ロケットとして垂直に発射されます。

上空に行くと翼を開いて水平飛行に移り、必要なときは空中でホバリングもできるという夢のロケット。
水平飛行のイメージが、動きで表現されていました。
単純に後ろの風景が動いているだけですが、かつて放映された当時の時代を考えれば、これでも私たち子供
は十分に 「 マッハ20 」 のスピードを感じていました。
災害現場に到着するやいなや、垂直着陸することもできる1号。現代でいえば、何かと話題に上るオスプレイ
のような機能ですが、性能はこちらのほうが格段に上です。

乗組員たち。
そうそう、こんな人たちがいました。

1号の操縦士は、スコット・トレーシー。
冷静沈着な判断と指令を出す、トレーシー家の長男です。番組が放送されたのは、かれこれ50年近くも前、
とにかく懐かしさで一杯でした。