<11月18日>
ポール・マッカートニー来日公演、11月18日(月)、東京ドームでの5曲目は、1973年ウィングス時代のアル
バム 「 Band on the Run 」 から 「 Let Me Roll It 」。ちょっとスローな聴かせる曲で、ここでようやく椅子
に腰掛け、「 ひと休み 」 しました。
そのコンサートの7時間ほど前、私達夫婦は東京駅の 「 東京ステーションホテル 」 のレストラン
「 Blanc Rouge ( ブラン ルージュ )」 でランチの後半に入っていました。

メニューを見たときに、一番気になっていた料理が運ばれて来ました。
「 銀手亡 ( ぎんてぼう ) の軽いヴルーテ イベリコチョリソーオイルの香り 」。

妻と、“ 「 銀手亡 」 って何だろうね?” と話していたので、早速お店の方に訊いてみました。
“ 「 銀手亡 」 は、白いんげん豆のことで、濃厚なスープにして、イベリコ豚のチョリソーオイルを数滴垂らして
香りをつけてあります。” とのこと。
要は、豆のスープでした。でもこれが、濃厚で豆の香りが立ち昇り、数滴のオイルがまた独特の香りをプラス
しています。器は、細長いデミタスカップのような形。縦に長いため、スープが冷えず、最後まで温かいまま頂く
ことができました。

私のメインは肉料理。
「 フランス産仔牛肉の白ワインとトマト煮込み サリエット風味 」
柔らかい仔牛の肉にたっぷりのソースがかけられ、チーズや野菜と一緒に頂きます。パンをおかわりして、
最後に残ったソースをちぎったパンで綺麗に拭き取るまで、食べ尽くしました。

妻の方は、「 ひな鶏のロティ 香草風味 シャスールソース 」。

デザートは、それまでのシンプルなデザインの皿とは打って変わって、真っ赤な皿に盛りつけられて出て
来ました。

パティシエ特製のスイーツは、パウンドケーキのようなものにふんわりしたアイスクリームが乗っています。
真っ赤な紅葉の葉を添えて季節感を演出。
目でも楽しめるデザートでした。