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<9月20日>
 
 岩手県一関市の老舗菓子店 「 松栄堂 」。
 
 街の中を走っていて、たまたま立ち寄った店ですが、ここの店づくりの素晴らしさに、何枚か写真を撮らせて
 
もらいました。
 
 高級感と格調の高さが感じられる裏口と正面入口、店内の通路はゆったり取ってあって動きやすく、商品の
 
陳列はきちんとグルーピングされていて分かりやすくなっています。
 
 ショーケースの中身も整理されていて、ひと目でどの商品 ( セット ) がいくらなのかが分かります。ショー
 
ケースの上にはあまりモノを置かずにスッキリとさせ、後方の壁に大きな文字で 「 松寿千年翠 」。
 
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 入口左側は、看板商品 「 田むらの梅 」 のコーナーになっています。
 
 このお菓子が松栄堂の基礎を築き、隆盛のもとになりました。
 
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 買ったのは、帰りの道中で食べて行くつもりの小さなお菓子です。
 
 それでも、きちんとお茶を出してくれて、ひと休みするように促されました。窓際に椅子とテーブルがあって、
 
綺麗に手入れされた庭が見えます。
 
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 正面を背に、ショーケースを右手に見ながら、奥の庭の方を見ます。
 
 窓ガラスが曇り一つなく磨き上げられていて、清潔感と解放感に溢れています。
 
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 椅子に座った目線で、ショーケースを見ます。
 
 目線の位置が低くなると、商品の見え方も違って来ますが、それも意識していると思えるような陳列です。
 
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 被災企業の支援で通った岩手県一関市。
 
 この日、9月20日は私にとって事実上決着をつけるつもりで訪れていました。支援企業側の事情を考えると、
 
早目に一定の成果品を作り上げる必要があり、ある意味突貫工事で計画書づくりを行ったのが、この先です。
 
 松栄堂に立ち寄り、その後被災企業を訪問し、打ち合わせを行い、その場では 「 では、次回は10月11日に
 
しましょう!」 という約束にはなりましたが、実際は10月の訪問はなしになりました。
 
 突貫工事で作った計画書が結局は採用されることになり、この日の私の思惑通り、9月20日をもって一応の
 
支援はひと区切りつけることができました。
 
 
 昨年8月から大船渡、今年2月から宮古、そして今回の一関と3社の二重ローン問題を支援して来ました。
 
 被災地支援で、私でも支援できる分野があったことに感謝しつつ、支援した企業の一日も早い復興と、次なる
 
成長路線に乗ってくれることを祈っています。
 
 被災企業支援については、案件自体はまだまだあるはず・・・次なる支援要請があれば、何をさておいても駆け
 
付けるつもりです。ということで、被災地支援シリーズは、今回でひとまず区切りとなります。       
 
                                                                【 FIN 】