
<5月4日>
トロッコ列車でお馴染みの、黒部峡谷鉄道宇奈月駅に到着したのは、午後4時30分頃。
この時間、駅舎は閑散としていて、売店ももはや閉店の雰囲気でした。

時刻表を見ると宇奈月駅発は14:33が最終、着は17:37が最終になっています。
これは貸切列車の時刻でしょうが、通常の列車も、この時間には動いていませんでした。

黒部ダムまでの全行程を見渡すと、トロッコ列車で行けるのは、ごくわずかです。
右側の鉄道マークがある部分。宇奈月駅から欅平駅までと思われます。黒部の山は深い。

この鉄道は、「 ローレル賞 」 と 「 近代化産業遺産 」 に登録されていました。
ローレル賞は、鉄道友の会が制定する鉄道車両対象の賞。近代化産業遺産は、経産省が制定する産業面の
文化遺産です。
特殊な目的で造られ、特殊な用途で使われた、特殊な車両。鉄道ファンにとっては、レアな魅力があるのかも
知れません。

他に宇奈月駅にあったもの。
黒部峡谷に住むツイキノワグマの剥製。

ジオラマもありました。
宇奈月駅の駅舎と鉄路が忠実に再現されています。